ディープクレンジングで毛穴もスッキリ!やり方と頻度について

様々な化粧品会社から出されているディープクレンジング用オイルですが、

そもそも

  • ディープクレンジングって何?
  • 何のためにするの?

と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はディープクレンジングをする意味、やり方、頻度などについて紹介しようと思います。

では早速、女性だけでなく、男性にもおすすめのディープクレンジングの魅力を見ていくことにしましょう。

ディープクレンジングにはどんな意味があるの?

ディープクレンジングは普段のクレンジングとは違い、メイクを落とすためものではなく、普段落とし切れていない汚れの除去のために行うという意味があります。

毛穴の汚れや黒ずみをケアする

ディープクレンジングにより、毛穴の汚れや皮脂、古い角質を落とすことで黒ずみをとり、毛穴ケアをすることができます。

毛穴の黒ずみは角栓が空気にさらされて酸化したものです。角栓は、皮脂やメイクの油分などと古い角質が混ざりあい、毛穴につまってできます。

ディープクレンジングをおこなうことにより、肌を温めて皮膚をやわらげ、毛穴を開いてから毛穴につまった余分な皮脂や古い角質などを落とすため、黒ずみを無理なく取り除くことができます。

血行を良くしてくすみやクマを目立たなくする

ディープクレンジングの直接の効果ではありませんが、ディープクレンジング前に肌を温めて血行を良くすることで肌のくすみやクマをやわらげることができます。

肌を温めてマッサージを行うことで血行が良くなり、硬くなった肌をやわらかくしてほぐすだけでなく、肌の老廃物の排出なども促されますので、肌全体のトーンアップにつながります。

美容成分を浸透しやすくする

ディープクレンジングにより肌に残った汚れを取り除き、肌をやわらかくすることで、スキンケアの美容成分を肌の角質層まで浸透させることが期待できます。

エステサロンなどでディープクレンジングを行うのは、その後の様々な美容成分を含む薬剤の浸透を高め、長くその美容効果を実感してもらうためです。

ディープクレンジングにおすすめのクレンジングオイルについてはこちらの記事で紹介しています。

おすすめのクレンジングオイルはどれ? 選び方・使い方について

2017.02.16

ディープクレンジングのやり方・方法について

ディープクレンジングは、メイクを落とした通常のクレンジングの後にもおこなうことができますが、休日などメイクUPしなかった日に行うのがおすすめです。

では、ディープクレンジングのやり方についてみていきましょう。

蒸しタオルやスチーマーで肌を温める

蒸しタオルスチーマーで肌を温めて、肌を柔らかくして毛穴を開かせます。これにより、落ち切っていない汚れや毛穴につまった角質や余分な皮脂などを落としやすくします。

蒸しタオルに使用するのは小さめのタオルが良いでしょう。タオルを水で濡らし水滴が垂れない程度に軽く絞ったら耐熱皿にのせて電子レンジで30秒~1分程度温めます。レンジから取り出して適温になったら顔にあて、2~3分程度こすらずそのまま待ちます。

スチーマーについて


⇒パナソニックスチーマー ナノケア コンパクトタイプ 

スチーマーは本来保湿目的で開発されたものですが、クレンジングの前に蒸気をあてることでスルっとメイクを洗い流すことができます。

もちろんディープクレンジングにも使うことができるので、1台持っていると便利ですよ。

スチーマー選びについては、Panasonic(パナソニック)のスチーマーがコストパフォーマンスが高く人気ですね。

顔にオイルをなじませる

スチーマーの蒸気をあて終わる、または蒸しタオルを外したら、すぐに乾いた手にオイルをとって肌にのせ、オイルをなじませます。

普段使っているクレンジングオイルがあると良いですが、オリーブオイルなどでも代用することができます。

いつもと同じ要領でクレンジングする

オイルが肌になじんだらディープクレンジングを開始します。指の肌を使って円をえがくように優しく汚れを浮かせていきます。

この際、強くこすったりゴシゴシと肌を刺激することは避けましょう。過度な肌への負担は、色素沈着をまねいたりシミやシワの原因となります。オイルによって直接肌に触れないぐらいの感覚で、たっぷりのオイルでクレンジングをしていきます。

特に気になる小鼻あご汚れのたまりやすいこめかみやおでこ周りは念入りに行うと良いでしょう。

クレンジングが終わったらオイルを乳化させる

その後、ぬるま湯を手に少量とってオイルを乳化させます。乳化したオイルを顔にのせ、全体に伸ばしてサラサラとしてきたら、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。

元々、オイルと水は混ざり合わない性質がありますが、事前に乳化させることによってオイルを洗い流しやすくするので、洗顔後のオイル独特のべたつきを軽減します。

丁寧にオイルをすすいでいく

乳化の作業が終わったら、丁寧にオイルをすすいでいきましょう。使用しているオイルにもよりますが、クレンジングオイルなら15-20回程度のすすぎでオイルを綺麗に洗い流せると思います。

洗い流したら軽くティッシュオフ

霧吹きなどで少し濡らしたキッチンペーパーやティッシュペーパーを顔にあて、顔に残ったオイルを吸わせます。この際もゴシゴシこすらないように気を付けましょう。

W洗顔が必要なクレンジングオイルを使用した場合は、洗顔料をしっかり泡立ててからたっぷりの泡で顔をなでるようにしてオイルなどの汚れを浮き上がらせ、しっかりすすぎを行いましょう。

ディープクレンジングのあとはしっかり保湿!

その後ディープクレンジングによって余分な汚れなどのなくなったお肌に、化粧水などでしっかりとスキンケアをしてあげましょう。

普段よりも汚れが落ちて、美容成分が角質層のすみずみまで浸透しやすくなっていますので、たっぷりと化粧水や美容液などを使いましょう。

フェイスシートなどでスペシャルパックをおこなうのも、この時が一番おすすめです。

ディープクレンジングは男性にもおすすめです!

ディープクレンジングは皮脂が多い男性にもおすすめです。男性は普段クレンジングをしない分、余計にディープクレンジングの効果を感じる方が多いです。

最近では男性も化粧水を使用したり、丁寧な洗顔をおこなう肌のケアへの意識が高まっていますよね。ディープクレンジングは、男性も気になるTゾーンのテカリや、鼻周りなどの毛穴汚れを取り除いてくれます。

適切なクレンジングによってしっとりとやわらかい肌を導き、その後の皮脂分泌を適度に保ってベタベタ肌の改善にも役立ちます。

ディープクレンジングの頻度・回数は?

ディープクレンジングは、古い角質や毛穴につまった汚れを落とし、肌の新陳代謝がアップさせ、肌を若々しく保つ素晴らしい美容方法です。

しかし、頻繁なディープクレンジングは逆効果になる恐れがあります。ディープクレンジングという名の通り、肌の奥まで洗おうというのですから、その分肌への刺激が強く、あまり頻繁に行うと乾燥肌や敏感肌をまねいたり、シミやシワを作る原因になる可能性があります。

自宅で行う場合には、ディープクレンジングの頻度は週1回を目安にし、オイリー肌の人でも週1~2回までにとどめるようにしましょう。